GCC諸国は、”良好なファンダメンタルズの割には株価が割安”と言われています。
今回は、そのあたりの状況について詳しく見ていきましょう。
⇒それ以外の”GCC諸国への投資が有望とされる理由”
ドバイ株が底を打った2007年4月ころ、ドバイの指数平均でPER12倍くらいだったようですので、
当時と同じくらいの割安感があるかも・・・。
参考までに、香港ハンセン指数は14.9倍 日経225は14.4倍となってます。
そもそも割安かどうかは、株価の推移と将来の成長性によって変わってくるので、
購入時に、その点を、しっかりチェックしてから判断するべきものなのでしょう。
ここでは、GCC6カ国への投資が有望な理由のひとつである、
”単一通貨導入”という大イベントについて、ちょっと詳しく見てみましょう。
→それ以外の理由については、こちら。
GCC6カ国(サウジアラビア・UAE・クウェート・オマーン・カタール・バーレーン)は、現在、単一通貨の導入へ向けて動いています。
湾岸諸国の通貨は米ドルにペッグしていますが、導入後には、いずれ管理変動相場制へと移行、徐々に変動幅を拡大させながら、完全な変動相場制を実現させていく意向もあり、この単一通貨導入へ向けた動きからは目が離せません。
何故なら、これが将来実現すれば、為替の上昇による恩恵を受けることができる可能性が高いため、経済成長による株価の上昇と合わせて、「一粒で二度おいしい」ことになるかもしれないからです。
実際、中国の株式市場では、将来の人民元の自由化による恩恵を期待して、外国からの資金が集まってくる構図が出来上がっています。(もちろん、人民元高だけが目的ではありませんが。) おそらく、GCC6カ国の株式市場でも同じような現象が起こる可能性は高いと思います。
ドバイが属するアラブ首長国連邦(UAE)は、
その周囲の国々から構成されるGCC(湾岸協力会議)のメンバーです。
※湾岸協力会議とは? ⇒Wikipedia
GCC6カ国には、
UAE、サウジアラビア、カタール、クウェート、バーレーン、オマーンが含まれます。
最近は、中東系のファンドも数多く登場していますが、それらのファンドには、
必ずと言っていいほど、このGCC6カ国が含まれているんですよね。
(ファンドで、”アラブ”と言えば、この地域を指しています。)
つまり、中東への投資先として、GCC6カ国は
外すことができない地域なわけですが、それは一体、ナゼなのでしょう?
もともとGCC6カ国は、中東の優等生メンバーから構成されています。
いくら地理的に近い地域にある国でも、
経済的に良好なファンダメンタルズを持ち、政治的・紛争リスクも比較的少ない国でないと
仲間に入れてもらえません。(イランなどは、もってのほか。)
その前提に加えて、最近は、GCC6カ国の株式市場が、
投資先として非常に魅力的な地域であることが認識されるようになってくるにつれて、
欧米をはじめとする、世界の資金が中東へも流れ込み始めつつあるとか。
GCC6カ国が投資先として魅力的な理由を、その筋に詳しい方にお話してもらったら、
おそらく1時間や2時間じゃ済まないと思うのですが、私が得た知識をもとに
その理由を、敢えて大ざっぱにまとめてみれば、こんな感じでしょうか。
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・経済的に良好なファンダメンタルズにもかかわらず、割安な株価。(2008年2月時点) ・世界の株式市場との連動性の低さ |
それぞれについて、参考資料をもとに、少し詳しく見てみましょう。
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