MENAor中東・アラブ系ファンド 検討第2弾!
以前、日本で販売されている中東・アラブ系ファンドを
ずらーっと列挙したことがありました。
→ その記事を見る。
投資先の地域にバラつきはあるのですが、
ざっと見た感じでは、それ以外の差が分かりづらい。
それに、ドバイ株ノーロードファンドでは、
外国人が投資できない銘柄にも投資できるのをウリとしていますが、
”一般のファンドだって、通常は投資できない銘柄にも
投資できたりするんじゃないの? だって、機関投資家なんだし。”
こんな疑問が湧いてきたので、問い合わせをしてみました。
でも調べたのは、
シュローダーMENAファンド(大和証券で販売)とSGアラブ株式ファンドだけ。
(全部調べるのは面倒だったので・・・・)
中東地域の企業だけでなく、
他の国で中東関連事業を行っている企業にも投資するファンドは、
対象が広すぎて、どう評価していいのか分からなくなりそうだったのと、
私は、すでに中国やベトナム、インドにも投資しているので
(ベトナムはファンド、インドはETFだけど。)
中東へ投資するファンドからは、外したいっていうのがありました。
■シュローダーMENAファンド■
運用報告書を見ると、GCC6カ国とその他中東・北アフリカの
投資比率は、ほぼ50%ずつ。
GCC6カ国:
UAE16.5% クウェート14.95% カタール7.72% サウジアラビア7.24% オマーン1.46% バーレーン0.62%
その他中東・北アフリカ:
トルコ15.56% イスラエル18.22% エジプト13.4%
イスラエルへの投資が一番多いのが、意外といえば意外。
あと、トルコも入ってるんだなーと今さらながら。
なんか、トルコってアジアのイメージもあったので・・・・
イスラム教ではあるけど、ちょっと微妙な位置にありますよね(言い訳)
ここで”おや!?”と思ったのが、サウジアラビアへの投資が、ちゃんと入っていること。
確か、サウジは、現地在住でないと外国人は買えないはず。
このファンドは、きっと現地に支社があるのかな・・・なんてことも思ったのですが、
どうやら、そういうことではなさそうです。
この点について問い合わせしてみたところ、
「外国人投資家が直接株式へ投資できない市場については、
投資信託等を活用し投資しています」とのご回答。なるほろ。
※さらに詳しくは、大和証券のHPから運用報告書をご覧ください。
■SGアラブ株式ファンド■
ここは、成功報酬を15%とるということで
”もしや、直接投資をしているのでは?”と期待も高かったのですが、
こちらも、現地の投資信託を介しての投資が主のようです。
さらにP-Noteという参加証券を通して投資できる場合もあるそうで、
これは株式に連動して動く債権に投資するスキームだとか。
・・・うーん、なにやら難しそう・・・・
なんとなくイメージとしては、大証の上証50指数連動型ETFに似てるような?
現地の投資銀行と提携して運用するっていう手法は、
意外とまだ実現されてない方法なのかなあ・・・
・国別の投資比率
1月末現在で、GCC6カ国が約80%、残りの20%が北アフリカだそう。
国別では、ドバイ(UAE)25%、カタール17%、エジプト15%、アブダビ(UAE)14%、クエート14%、オマーン8%、サウジ4%など。
ドバイとアブダビを合わせて39%ということで、UAEが主力ですね。
北アフリカ20%のうち、エジプトが15%ですから、
実質的には”GCC6カ国+エジプト”ファンドっていう感じですね。
・成功報酬15%の訳
このファンドは、絶対リターンで最低年率10%以上を目指しているそうです。
買いオンリーなので、正確な意味ではオルタナティブファンドではないのですが、
考え方としては、それに近いみたい。
さらに、「10年以上の運用実績のあるチームが運用」
「現地で8年働いてネットワークがある、情報にアクセスできるファンドマネージャーたちがいる」
そして、実際に実績を残している点を強味としてあげていました。
ちなみに過去の運用実績は、
1月末時点で、1ヶ月ー0.7%、3ヶ月8.7%、1年60.3%、3年162.1%。
2006年なんて、ドバイ株は相当やられているはずなので、
そのときは、うまくよそで運用していたんでしょうか?
シュローダーMENAファンドは、
マザーファンドのほうも同時期に組成されたものだそうなので、
過去の実績がある点では、MENAファンドよりもSGアラブ株式ファンドのほうが強いかも。
● 成功報酬15%を、どう評価するか・・・・
ただSGアラブ株式ファンドで残念なのが、成功報酬15%の存在。
正直、コレは痛い。
SGアラブ株式ファンドの強味についても、これなら、この間セミナーを聞いてきた、
中東北アフリカ/アジア株式ファンド
でもいいんじゃないの?と思ったのだけど・・・
(↑エジプトに本拠地がある運用会社だし、絶対リターンを追及してるってことでもあった。)
でも、ここは残念ながら、アジアの中東関連企業へも投資するということで、対象地域が広いんですよね。
もちろん、分散効果でリスクは減るという利点はありますから、一概に悪いわけじゃないんだけど・・・
投資対象をMENAやGCCに絞りたい人には向かないですよねえ。
まあ、考え方次第ですが。
とはいえ、中東関連のファンドがいろいろ出てきてる中で、
15%の成功報酬というのは、どうなのだろうか??
なんか、もっと条件がいいファンドが、今後設定されそうな気もしなくはないですが・・・
証券会社で扱ってるファンドの中では、手数料や最低購入金額なんかも考えると、
中東北アフリカ/アジア株式ファンドが、いちばん納得いくような気がしてきました。
(セミナーで、レバノン料理をごちそうになった効果か?:笑)
参考記事⇒中東北アフリカ/アジア株式ファンドセミナーの内容
それにしても、アジアが入ってるのが惜しいな・・・(しつこい)
あと、これは余談ですが、MENAファンドの運用報告書に載っていた
MENA各国の株式市場指数の前月末比騰落率を見てみたら、
全然、各国の相関がなさそう・・・・。
GCC6カ国内でも、サウジ-15.25%~クウェート8.46&までちらばってて
正直、ここまでバラけてるとは驚きました。
もっと、連動するもんかと思ってた。
知れば知るほど、今までの常識が通じない感じで、面白いですねー。中東って。
(投資対象としてはどうなの?っていう意見は置いといて。)
※ファンドではなく、個別銘柄での投資を行いたい場合は、現地証券会社への口座開設が必要です。
「ドバイ株投資完全マニュアル」を参考に、自分でチャレンジするもよし、
英語に不安がある方や海外送金などに自信がない方は、口座開設サポートを利用するもよし。
”ドバイ株ドットコム
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☆中国株四半期速報
▽新興国や海外投資に興味がある方なら、知りたい・知っておきたいコンテンツがいっぱい!こういう投資情報は初めてなので新鮮です。
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⇒MAP付きドバイ旅行記2008 完成しました! ⇒ドバイへ行って、日本株を買いたくなった ⇒ドバイへの旅その7 ~ドバイのお金と物価 ⇒ドバイへの旅その6 ~ドバイ証券取引所へ行ってみよう! ⇒ドバイへの旅その5 ~DIFC(ドバイ国際金融センター)へ行ってみよう! |
投稿者 summersnow : 2008年03月14日 19:48
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