戸松氏のドバイ視察セミナーを視聴して分かったこと
戸松氏のドバイ視察セミナーを視聴しました。先週行われた石田氏のセミナーも参加しましたが、
一緒に視察されたお二方でも、
目の付けどころ・話の切り口が違うところも多く、
両氏のお話を聞くことで、ドバイ株へのイメージが
より掴みやすくなったように思います。
特に、戸松さんは割安成長株という視点から
銘柄についての話をしてくれますし、
中国株やベトナム株と比べてどうなのか?という視点もあるので、
中国株に馴染んでいる私には、分かりやすい点が多かったです。
さて今回、戸松さんの話を聞いていて、
ドバイ株投資のポイントだと思った点は
・2015年までの成長ストーリーが明確なわりに、株価が割安な状態。
・米ドルペッグ制から離脱する場合は、通貨切り上げか通貨統合。
・これまで戒律に縛られていたイスラム金融が、規律の緩和により大きな転換点を迎え、
イスラム金融が急激に拡大し始めたところ。
・世界の株式市場との連動性がない。
絶対的権力をもった政府主導で、経済成長が推し進められているところといい、
けっこう、中国株と似てる点も多いなと思ったのですが、いかがでしょうか。
経済発展を縛っていたものが、中国では共産主義、アラブでは戒律だったと考えれば、
意外と流れもイメージしやすい気がします。(ほんとは、そんなに単純なもんじゃないとは思いますが)
中国と違うのは、内需による成長拡大が見込めない点でしょうか。
このため、初めっから世界市場を相手に商売する気マンマンなようで、
将来の成長ストーリーの方向性は、中国とはまったく違っています。
株式市場のスタイルとしては、小型株が多いベトナムよりも、
国の基幹企業が上場している中国のH株が割安だったころの状態に似ている、とおっしゃってました。
なので、直球王道狙いがいいのではないか、と。
リスクとして絶対押さえておかなくてはいけないのは、原油価格と地勢学的リスク。
原油のほうは、長期的に大幅な下落がなければ大丈夫とのことでした。
けど、原油価格って、短期的には投機的な資金の影響が強くても
長期的には、中国やインドをはじめとする新興国の台頭による需要増があってのことですよね。
けっきょく、ここでも最終的には、新興国の成長頼みってことになるのか?と
そこが私としては、ちょっと印象的でしたねー。
地勢学的リスクについては、やはりイラン・イスラエルのあたりで戦争が起これば
市場への影響は避けられないのですが、
まあ、UAEの場合、直接戦場になる可能性は少ないでしょうから、
ゼロになっちゃうとか、そういうことは全くなく、思ったほどは下げないだろうとのこと。
(過去のイラク戦争勃発時にも、そんなに下げなかったらしい)
・・・とはいえ、とばっちりはありますよねー、一時的としても。^^;
石田さんは、核開発やミサイル打ってるような国が隣にある日本だって
リスクという点では変わりない、みたいなことをおっしゃってましたが、
やっぱり、某国が戦争を起こす可能性よりは、
中東のほうで紛争が起こる可能性のほうが、現段階ではずっと高いんじゃないかなあ・・・
(それとも、自国は大丈夫と思いたいだけ?)
もちろん他の新興国だって、地政学的・政治的リスクは抱えているわけですが、
中東地域の場合は、そのリスクが”想定”というレベルじゃなくて、現実味があるという点で
一線を画すところがある気がします。
もちろん、直接の紛争地域にはならないとしても・・・ね。
私の場合は、中東は、アジアや欧米とは違った経済圏だし、
ほかの新興国とは、違う成長ストーリーが面白いなと感じるので、
資産の一部として組み込むつもりですが、
上記のリスクもありますから、ガツン!とは組み込めないですね。
あくまでも、一部。最大で1割程度かな。
すいませんねー。どこまでも小心者で。(;´Д`)
でも、個人的には、連動性が低い資産を組み合わせるってのは
分散投資のセオリーなので、世界の株式市場と連動性が低いのはナイス。
短期的には原油価格の動きに連動するわけではありませんが、
長期的には原油価格の影響は受けるそうなので、
資産の分類としては、コモディティに近いかもしれませんが、
さらに、そこへ国の成長力がプラスされるっていう感じでしょうか。
私としては、
資源というエンジンに、さらに”国の成長力”というエンジンをつんだ
ツインターボで、上昇速度を加速させる、っつうイメージを勝手に描いてみてます。
→「石田さんのほうのセミナーを聞いて勉強になったこと」へ続く
▽ドバイ株の個別銘柄へ直接投資!サポートもばっちりです。
☆中国株四半期速報の最新刊が9/16に発売! アジア株二季報 2008年秋・冬号も9/26に発売です。
☆ドバイ株通信 1か月無料キャンペーン中!この機会をお見逃しなく。グローバル株式&中国株の2本立てセミナーもあります。⇒詳しくは、こちらから。
☆「オイルマネーの力 世界経済をリードするイスラム金融の真実 」をご購入されると、今なら特典が付きます!⇒特典の詳しい応募方法は、こちら
▽新興国や海外投資に興味がある方なら、知りたい・知っておきたいコンテンツがいっぱい!こういう投資情報は初めてなので新鮮です。
|
⇒MAP付きドバイ旅行記2008 完成しました! ⇒ドバイへ行って、日本株を買いたくなった ⇒ドバイへの旅その7 ~ドバイのお金と物価 ⇒ドバイへの旅その6 ~ドバイ証券取引所へ行ってみよう! ⇒ドバイへの旅その5 ~DIFC(ドバイ国際金融センター)へ行ってみよう! |
▽香港市場全銘柄取扱い(ETFを除く)証券会社の中では、ほぼ全ての価格帯で最低手数料を実現!
一目均衡表など各種テクニカル指標を使えるチャートなど、他にはない投資情報も充実しています。
投稿者 summersnow : 2008年02月29日 19:21
このページの上へコメント
さますのさま お疲れ様でした。
私も視聴しておりましたが、いつもながらに見事なコメントですね。
短時間であったにもかかわらず、要点が実にわかりやすく捉えられていると思います。
さますのさんのまとめ方は、回を重ねるたびにバージョンアップしているのが
よくわかりますよ。毎回本当に楽しみです。
確かに馴染みのあるアジア諸国とは違う視線で見る必要はあります。
でも今後、世界に少しずつでも投資を考える立場なら避けられないと思います。
私の結論としては、無理のない範囲で参戦してみます。
石田さんも戸松さんも表情から推察して、かなりの自信を感じ取ることができます。
あくまでも私の感ですが、3~5年後には思った以上の結果を残すでしょう。
投資には何が起こるかわかりませんし、他の市場よりリスクが大きいのも事実です。
最悪ゼロとなることも考慮しながら、楽しみに待つつもりです。
<虎穴に入らずんば虎子を得ず> ですね。
投稿者 ふじあざみ : 2008年03月01日 15:55
■ふじあざみさん
お褒めのお言葉ありがとうございます。
そう言っていただけると、励みになります。^^
ふじあざみさんがおっしゃるように、
どこの国へ投資するにしても、なにが起こるかは分かりません。
私の場合、知識・経験不足もあり、
相場は読めないという前提で、資産配分も決めるようにしています。
なので中東への投資も、
基本的には中国株への投資と変わらないのですが、
中国とは、リスクの優先順位が変わってくるものだなーと思ったもので。
中東は、外せない地域のひとつと私も考えているので、
あくまでも資産の一部ではありますが、投資していきたいと思っています。
投稿者 さますの : 2008年03月02日 12:49
<新着記事>コメントしてください
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://nageyari-china.com/cgi/mt3/mt-tb.cgi/276


