2008年01月31日
戸松信博氏と岡崎良介氏のセミナー概略メモ
前回の記事で、結論だけをご紹介した戸松信博氏と岡崎良介氏のセミナーの概略を
参考メモとしてUPします。
戸松氏のことは、
中国株の世界では知らない方はいらっしゃらないと思いますが、
岡崎良介氏のことは、ご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。
岡崎氏は、「フリーランチ投資家になろう!」などの著者。
自称:データおたくというとおり、過去のさまざまなデータを収集・分析して
相場が、どういうふうに循環しているかを、分かりやすく紐解いてくれた
「これから10年 長期投資のロードマップ」が面白くて
けっこー気にいってる人です。 (マニアっぷりがツボ)
(ただし、「長期投資のロードマップ」で記されているロードマップは、
発刊時点での状況をもとに作られたもので
その後の金融状況の変化により、時期などは合わなくなってきています。
が、その時期は当たっていなかったといえど、
景気や為替、株価などの大きな循環の見方は、とても勉強になりますから、
そのベースとなっている部分を参考にすべき本だと思います。)
※「長期投資のロードマップ」に興味をお持ちの方は、
来月、新刊「相場ローテーション」が出るそうですので、それを待ったほうがいいかもしれません。
以下、まずは岡崎氏のセミナー概略メモから。
ただし、あくまでも概略ですので、実際の視聴していた場合と比べて、
講師の意図が伝わりにくい可能性がありますので、ご注意ください。
(この記事を書いている”私”という、バイアスがかかってます)
※あくまでも参考として、お使いください。投資は自己責任で。
-------------------------------------------------------------------------
・日経平均の下落スピードを加速させたのが、オプション付き投信。
ノックイン・オプションの影響に注意。(12000,11500付近にPutの建て玉の増加。)
・最後の砦:ダウ公共株も決壊。これを機に、投資家は世界中の株式投資から撤退。
・米国の信用リスク(BBB-10年国債)が増大、2.98%(1/22時点)まで上昇
ITバブル崩壊の際は、これが3.8%まで上昇。
・戦後米国株の暴落(20%以上)は、景気後退期と相前後して発生することが多い。
景気後退期の株価暴落の平均値は32%。
・現在の日本株の状況は、1989年12月~1990年10月の下落(48%)時と似ている。
(ただし、この時期、日銀は利上げを断行。)
→今回の日本株の下落率は、40%と予想?
・米国の景気後退の終了=2008年7~9月ごろ?
(過去の例では、金融緩和開始から10ヶ月後~1年後で底をつけることが多い。)
米国株の大底のタイミング=2008年6~8月ごろ?
(過去の例では、景気後退が終了する1ヶ月前が多い。)
----------------------------------------------------------------------
※しつこいですが、あくまでも参考としてお使いください。投資は自己責任で。
おもに、中国株への影響が大きい、米国景気について、内容をPick Upしました。
セミナーでは、日本株や為替についても詳しい話がありましたが、
口座開設者限定ですし、おそらく来月発刊の本の内容ともかぶるのではないかと思うので
そこまで詳細に数値を出すのは控えさせていただきましたので、あしからず・・・・
※2/2追記:口座開設者の方は、2/29までオンデマンド配信で視聴できます。
→楽天証券で口座開設
続きまして、戸松氏のセミナー概略メモ。
----------------------------------------------------------------------------
・米国の政策金利の後追いで株価は下落し、先行して上昇する。
・世界の金融機関関連のサブプライム関連の損失は14.2兆円と伝えられているが、
日本のバブル崩壊時が約100兆円だったのだと比較すると
今後も損失拡大が次々に出てくる可能性が高い。
中東や中国、そして自国の公的資金投入も含めて、銀行への資本注入総額が
不良債権額まで達すれば、大体の目途が付くことになる? →まだまだかかりそう・・・
・近々、思い切った経済対策が行われないかぎり、中長期的に米国株が調整していく可能性は高い。
(短期的な反発はあるにせよ。)
・米国は、中国の最大の貿易相手国。→中国も影響を受ける。
ただし、GDPに占める純輸出の割合は、意外に少ない。
一方で、民間消費が多くなってきており、時間がたてば、中国は回復する可能性が高いと見ている。
さますのコメント:
輸出の低下だけでなく、
株価の低迷が続けば、消費も一時的には大きく影響を受けそうな気がしますよね。
・歴史は繰り返す?
日本は、バブルまでの40年間で約40%の下落後の10倍返しを2回繰り返している。
↓
中国経済が、日本の戦後復興→高度成長→バブルの道筋をたどると仮定すると、
(今の中国バブルは、日本の70年初頭にかけてのバブルの頃とパターンが似ている)
今の中国バブルが崩れて数年調整後(日本も昭和40年代長期証券不況があった)、
15年~20年かけて最大のバブルへ突入??
・09年予想PERが10倍を切るような優良銘柄が出始めている。
ただし、中国石油(0857)のような成長が鈍化しているようなものは、
予想PERが低くても買わないこと。
人寿保険(2628)は、株式投資による利益部分が多いので
株価低迷の影響を受けると、今後の決算に影響が出て、株価が下落する可能性があるので注意。
業績が良い銘柄は、09年予想PERが意識され始める、08年秋ころから
上向き始めるのではないか。
(ただし、人寿のように利益の多くをA株での投資収益で得ている企業は
相場が回復しなければ、08年上半期は減益となる可能性が高い。
そのような企業が続出すれば、A株を中心にさらに一段安となる展開もあるかも・・・)
--------------------------------------------------------------------------------------------------
戸松氏のほうが、岡崎氏よりも厳しい予想です。
(岡崎氏のほうは、中国株の底打ちは、米国の底打ちと同じくらいではないか、と言ってました)
中国株も、しばらくはパっとしないかもしれないということで
短期的なパフォーマンスを気にするならば、ウェイトを落としてもいいかも・・・とのこと。
もちろん長期で投資できるのならば、ホールド(または銘柄入れ替え)、
そして安いところで買い。
米国株が軟調な限りは厳しそうな雰囲気ですが、
いったん株式市場から撤退した資金が
行き場を求めて、比較的米国の影響を受けにくい中国へ、
消去法的に流れてくる可能性もあるのことでした。
---------------------------------------------------------------
※しつこいですが、あくまでも参考として使ってください。投資は自己責任で。
※中国株通信
の相場見通しでは、セミナーの内容に加えて、さらに詳しく書かれていました。
1週間お試しキャンペーン中。中国株&ベトナム株セミナーも予定されてます。→詳しくは、こちら
▽セミナーは、楽天証券の口座開設者限定でした。海外ETFも充実していますし、
今後のセミナー開催に備えて、口座開設しておくといいかも。
☆中国株四半期速報
でおなじみの亜州IRが、1日3回市況速報&ニュース配信「招財ACTIVE」をスタート!招財メルマガと合わせて購読なら、ACTIVEは525円/月とお得です。トライアルもやってますので、まずはお試ししてみては? →招財ACTIVEの詳しい内容について
▽新興国や海外投資に興味がある方なら、知りたい・知っておきたいコンテンツがいっぱい!こういう投資情報は初めてなので新鮮です。
発刊時点での状況をもとに作られたもので
その後の金融状況の変化により、時期などは合わなくなってきています。
が、その時期は当たっていなかったといえど、
景気や為替、株価などの大きな循環の見方は、とても勉強になりますから、
そのベースとなっている部分を参考にすべき本だと思います。)
※「長期投資のロードマップ」に興味をお持ちの方は、
来月、新刊「相場ローテーション」が出るそうですので、それを待ったほうがいいかもしれません。
以下、まずは岡崎氏のセミナー概略メモから。
ただし、あくまでも概略ですので、実際の視聴していた場合と比べて、
講師の意図が伝わりにくい可能性がありますので、ご注意ください。
(この記事を書いている”私”という、バイアスがかかってます)
※あくまでも参考として、お使いください。投資は自己責任で。
-------------------------------------------------------------------------
・日経平均の下落スピードを加速させたのが、オプション付き投信。
ノックイン・オプションの影響に注意。(12000,11500付近にPutの建て玉の増加。)
・最後の砦:ダウ公共株も決壊。これを機に、投資家は世界中の株式投資から撤退。
・米国の信用リスク(BBB-10年国債)が増大、2.98%(1/22時点)まで上昇
ITバブル崩壊の際は、これが3.8%まで上昇。
・戦後米国株の暴落(20%以上)は、景気後退期と相前後して発生することが多い。
景気後退期の株価暴落の平均値は32%。
・現在の日本株の状況は、1989年12月~1990年10月の下落(48%)時と似ている。
(ただし、この時期、日銀は利上げを断行。)
→今回の日本株の下落率は、40%と予想?
・米国の景気後退の終了=2008年7~9月ごろ?
(過去の例では、金融緩和開始から10ヶ月後~1年後で底をつけることが多い。)
米国株の大底のタイミング=2008年6~8月ごろ?
(過去の例では、景気後退が終了する1ヶ月前が多い。)
----------------------------------------------------------------------
※しつこいですが、あくまでも参考としてお使いください。投資は自己責任で。
おもに、中国株への影響が大きい、米国景気について、内容をPick Upしました。
セミナーでは、日本株や為替についても詳しい話がありましたが、
口座開設者限定ですし、おそらく来月発刊の本の内容ともかぶるのではないかと思うので
そこまで詳細に数値を出すのは控えさせていただきましたので、あしからず・・・・
※2/2追記:口座開設者の方は、2/29までオンデマンド配信で視聴できます。
→楽天証券で口座開設
続きまして、戸松氏のセミナー概略メモ。
----------------------------------------------------------------------------
・米国の政策金利の後追いで株価は下落し、先行して上昇する。
・世界の金融機関関連のサブプライム関連の損失は14.2兆円と伝えられているが、
日本のバブル崩壊時が約100兆円だったのだと比較すると
今後も損失拡大が次々に出てくる可能性が高い。
中東や中国、そして自国の公的資金投入も含めて、銀行への資本注入総額が
不良債権額まで達すれば、大体の目途が付くことになる? →まだまだかかりそう・・・
・近々、思い切った経済対策が行われないかぎり、中長期的に米国株が調整していく可能性は高い。
(短期的な反発はあるにせよ。)
・米国は、中国の最大の貿易相手国。→中国も影響を受ける。
ただし、GDPに占める純輸出の割合は、意外に少ない。
一方で、民間消費が多くなってきており、時間がたてば、中国は回復する可能性が高いと見ている。
さますのコメント:
輸出の低下だけでなく、
株価の低迷が続けば、消費も一時的には大きく影響を受けそうな気がしますよね。
・歴史は繰り返す?
日本は、バブルまでの40年間で約40%の下落後の10倍返しを2回繰り返している。
↓
中国経済が、日本の戦後復興→高度成長→バブルの道筋をたどると仮定すると、
(今の中国バブルは、日本の70年初頭にかけてのバブルの頃とパターンが似ている)
今の中国バブルが崩れて数年調整後(日本も昭和40年代長期証券不況があった)、
15年~20年かけて最大のバブルへ突入??
・09年予想PERが10倍を切るような優良銘柄が出始めている。
ただし、中国石油(0857)のような成長が鈍化しているようなものは、
予想PERが低くても買わないこと。
人寿保険(2628)は、株式投資による利益部分が多いので
株価低迷の影響を受けると、今後の決算に影響が出て、株価が下落する可能性があるので注意。
業績が良い銘柄は、09年予想PERが意識され始める、08年秋ころから
上向き始めるのではないか。
(ただし、人寿のように利益の多くをA株での投資収益で得ている企業は
相場が回復しなければ、08年上半期は減益となる可能性が高い。
そのような企業が続出すれば、A株を中心にさらに一段安となる展開もあるかも・・・)
--------------------------------------------------------------------------------------------------
戸松氏のほうが、岡崎氏よりも厳しい予想です。
(岡崎氏のほうは、中国株の底打ちは、米国の底打ちと同じくらいではないか、と言ってました)
中国株も、しばらくはパっとしないかもしれないということで
短期的なパフォーマンスを気にするならば、ウェイトを落としてもいいかも・・・とのこと。
もちろん長期で投資できるのならば、ホールド(または銘柄入れ替え)、
そして安いところで買い。
米国株が軟調な限りは厳しそうな雰囲気ですが、
いったん株式市場から撤退した資金が
行き場を求めて、比較的米国の影響を受けにくい中国へ、
消去法的に流れてくる可能性もあるのことでした。
---------------------------------------------------------------
※しつこいですが、あくまでも参考として使ってください。投資は自己責任で。
※中国株通信
1週間お試しキャンペーン中。中国株&ベトナム株セミナーも予定されてます。→詳しくは、こちら
▽セミナーは、楽天証券の口座開設者限定でした。海外ETFも充実していますし、
今後のセミナー開催に備えて、口座開設しておくといいかも。
☆中国株四半期速報
▽新興国や海外投資に興味がある方なら、知りたい・知っておきたいコンテンツがいっぱい!こういう投資情報は初めてなので新鮮です。
|
⇒H株指数9,000Pt割れ。正念場がきた。 ⇒戸松信博氏と岡崎良介氏のセミナー概略メモ ⇒この下落局面は、いつまで続くのか?~戸松氏と岡崎氏のセミナーより~ ⇒世紀陽光(8276) 売る?売らない? ⇒世紀陽光(8276) 大暴落までの軌跡 |
投稿者 summersnow : 2008年01月31日 21:12
このページの上へコメント
さますのさん こんにちわ
非常に良くまとまっておられて、分かりやすかったです。予想する方々も中国株に精通されていらっっしゃるので、根拠が示されていて納得しました。株価の低下については、私もさますのさんがおっしゃる通りに個人消費にも影響を与えそうな気がします。しかし、日本人の個人消費低迷を考えると、中国はそんな感じになる事はなさそうですね!私も強気で、今年は買いに入ります(宣言)
投稿者 ヒロポン : 2008年02月01日 00:28
■ヒロポンさん
こんばんは~
去年は、株価高騰でウハウハな人が多かったので、
高級百貨店が売り上げを伸ばしました。
株価下落が続けば、その反動で
庶民のお財布の紐は固くなりそう・・・
一時的にせよ、消費銘柄(特に高級品)は影響を受けますよねー。
私もメゲてないで、前向きに行くことにします!
投稿者 さますの : 2008年02月01日 20:26
<新着記事>コメントしてください
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://nageyari-china.com/cgi/mt3/mt-tb.cgi/263


