2010年 日中逆転・・・になりそう?
3ヶ月近くも前ですが、9月末にテレビ東京で放映された「2010年 日中逆転」。
ご覧になった方も多いかと思います。
私、引越しのどさくさの最中だったので、録画だけして忘れておりまして、
ようやく今ごろ見ることができました。
(でも、あの状況で録画してたのはエライ、と自画自賛)
やっぱり映像で見る情報はインパクトありますね。
今の中国の状況がうまくまとめられていて
なかなか面白い番組だったです。
番組を見て強く感じたのは、
・中国の人たちは、世界でトップになることを目指している。そして、ひじょーに元気がある。
・中国政府は、10年先を見越して、長期的な戦略で動いている。
この2点でしょうか。
中国に好意的な番組なので、
こうした中国の強味が目についたのかもしれませんが、
なんだか元気がない日本人(自分も含めて)に比べると、
国全体に、やっぱり勢いがある!
一般庶民も、”もっと、もっと豊かになりたい!”という原動力で頑張ってるし
中国企業が、中国でトップとか小さいことを言わず、
世界を目指してるのも頼もしい。
(もっとも中国でトップになれば、世界一になっちゃうかも・・・ですが:笑)
あとは、10年先のことを見越して、政策を行っているのも
一党独裁で長期政権が許されるから、こその利点ですね。
もちろん、どーしようもない部分も山ほどある中国ですが
やっぱり、「この国は無視することができない」です。
いや、無視できないどころか、うまく付き合っていかないと
世界から置いていかれます、たぶん。
以下、テレビを見ながら気になったこと&感想メモ。
ご覧になれなかったの参考になれば。
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中国の株ブーム:
オリンピックまでは、政府が株を下げないのではないかという見込みで、中国の人たちは株に興じている。
中国企業によるM&A:
国際的な企業買収を政府が支援している。
中国は産官学が一体となっているのが強い。
人民元の切り上げ:
オリンピック後に元が急速に切りあがるのではないかという見込み
香港のお金などが、中国本土に入っている。
あと10年前後で、中国は資本の自由化をしてくるのではないか。
海外企業との資本取引の自由化(キャピタルアカウントコンパーティビリティ)が行われると、
本格的に国際通貨になりえる。→10年後以降、元が本格的に強くなる。
中国は外貨準備高が多い。
これを運用する機関が、どのように運用するかに世界中の注目が集まっている。
ドル売りを、アメリカとの政治的な駆け引きに使うことができる。
自動車:
台頭する純国産メーカー(吉利汽車)
1台約90万円。外資系メーカーの約半分。
2010年、中国は日米を抜いて、自動車生産台数で世界一になる見通し。
中国では、大きな買い物をするときは
キャッシュで払うのが常識なんだって。へー。
吉利の購買層の大半は一般庶民。
コツコツためたお金で車を買った若夫婦の嬉しそうな様子が印象的。
私は車に全然興味がないので、ピンと来なかったのですが、
やっぱり車は、庶民の憧れなんだなーと、少し分かった気がしました。
自分の車を前に”俺の車だ!”って笑顔で叫ぶ姿。ほんとに嬉しそうなんだもんなあ。
コメンテータの人も言ってましたが
コレが、いまの中国の原動力なんでしょうね。
吉利の工場の様子、車の試乗など。
車の性能は、日本に遠く及ばないよう。
60キロからの加速がいかない・・・いいのか、それで?
日本メーカーは、急成長している国での市場開拓が弱いのが問題。
(先進国が中心。需要は飽和している)
人件費高騰:
ひとりっ子政策のせいで、2015年くらいから生産年齢人口が下がってくる。
都市部では、早ければ2009年ころから労働力不足が問題になってくる。
中産階級は、いま3億人。2010年には5億人になる。
(中産階級が世界で一番多い国になる。いちばん魅力的なマーケット)
人件費の上昇を心配するよりも、マーケットシェアの獲得が重要。
環境問題:
2010年予測ニュースで出てきたような
中国からの大量の黄砂は勘弁して欲しいなあ。。
花粉症どころの騒ぎじゃないですよ。
経済発展が中国の光の部分なら、これは闇の部分ですね。
想像以上に深刻。特に内陸部はひどい。
衛星写真で、汚染された黒い川の水が湖に流れこんでいるのが
はっきり見えるのには驚きました。もちろん、魚も全滅。
昔は、日本もすごかったんですよね・・・
すっかり忘れてたとけど、
小学生のときに、水俣病とかイタイイタイ病とか習ったのを思い出した。
光化学スモッグ警報とかも夏はよく出てたし。
中国でも、公害のために苦しんでる人や亡くなった人が
たくさんいるよう・・・
日本の公害レベルを遥かに超えたところまできているらしい。
環境汚染が進むと中国経済の足かせになる。
(働く人たちの健康が損なわれるため、人が逃げ出してしまう。→国力の低下)
中国の外交戦略:
広州 アフリカの人がたくさんいる。
リトルアフリカと呼ばれる地区まであり。
中国は、豊富な資源を持つアフリカ諸国との友好を深めている。
中国で、外国人というと、アフリカや中東の人のイメージ。
中国の一般国民とアフリカ・中東の一般国民とのつながりは
日本人の想像がつかないほど強い。
中国は資源がないわけではないけど、なにしろ需要がハンパじゃないので、
エネルギー・資源の確保のためには、あらゆる方策をとってるんですね。
資源がない日本は、なんか対策とってるんだろうか?
ダイジョブなのか・・・?
日本はアメリカがいるので、独自にアフリカと積極的な外交ができない、
らしい。そーいうもんなのか?
アメリカの中国敵視政策は、いずれ確実になくなるとの予想。
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けっこう勉強になりました。
いままで、テレビでこういう特集番組って見た覚えがないんだけど(WBSの特集とか以外では)
こういう番組が出てくるってことは、やはり中国の注目度が増してきているってことなのでしょうか。
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投稿者 summersnow : 2007年12月19日 20:03
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