11月は、とにかく調整、調整また調整、という感じの1ヶ月でした。
月末は少し戻してきたものの、
じっと我慢の子で、ツライ日々だった方も多いのでは?
特に中国株を始めたばかりで、含み益があまりない方にとっては
インデックスが最高値から2割以上も下げた局面というのは、
かなり厳しい洗礼かもしれませんね。
でも含み益の減少に暗い気持ちになりつつも、
今後の中国株(特に香港株)に対して変わらず強気の方にとっては
絶好の押し目買いのチャーンス到来!
きっと、バーゲンセールを満喫されたことと思います。(^^)
11月に関しては、
東洋証券は強気、岡三オンライン証券は弱気な予想だったので
今回は岡三オンライン証券のほうが当たりでした!
それでは、各証券会社のマンスリーレポートを元に
11月の大ざっぱなまとめと12月の見通しへ行ってみましょう!
●11月の市場の動き
香港市場:H株指数のチャートはこちら。
H株指数は、20,528Ptでスタート。11月の間に600ptを越える急激な下げ6回、650ptを越える急激な上げ3回と、乱高下を繰り返し。けっきょく、22日の15,640ptが月間最安値。ここを底に、その後は戻り歩調になっています。 けっきょく、月初めと29日終値では17.1%(月間最安値までの下落率は24.7%)の下落となりました。
今回の相場下落の要因としては、①サブプライムがらみによる米国株の調整、②中国本土からの資金流入期待の後退 ③中国本土のインフレと経済過熱抑制のための、追加引締めや金融引締め強化の懸念、などが挙げられていました。 10月までの急騰への高値警戒感があったところだけに、これらの要因がずいぶん効いたようです。
②については、温家宝首相が直通車(本土個人投資家の香港への直接投資解禁)について慎重姿勢を示したことにより、不透明感が増したことに加えて、深セン市での現金引き出し規制も多少影響があったようです。内藤証券ではこれについて、
”多くの資金が深セン市の地下銀行を通じて香港市場に流れ、香港株の上昇要因になっていた。それが今回の"金融引き締め"や地下銀行の摘発により香港市場への資金流入が止まったことで本土からの影響が低下し、海外株式市場との連動性が相対的に高まった。 ”と解説しています。
③については、常套手段の預金準備率の引き上げに加えて、年度末融資残高が10月末の残高を越えないように銀行へ指導したことも貸出抑制策として香港市場に大きく響きました。
直通車については、内藤証券が”香港市場が大幅に下落することがあれば(たとえば8月水準)、意外と早い段階で実施されるのではないか”としています。でも、8月の水準の株価っていうと、ここからさらに2割の下落ですので、さすがにそれはないかな・・・と個人的には思うのですが。。
でも直通車について、分かりやすくまとまったレポートになっていますので、直通車について、いまいちよく分かってないという方は、内藤証券のマンスリーレポート12月号の下のほうにある~「直通車」の行方~をご覧ください。
本土市場:上海総合指数のチャートはこちら。
上海総合指数は5.978ptでスタート。途中ちょっと戻すところもありましたが、けっきょくズルズルと下げ続け、ついには5000pt割れ。月初より2割安の4800pt台でひけました。
今回の調整入りの主な要因としては、①金融引締めへの警戒感、および②ペトロチャイナA株の上場による影響が挙げられています。 ペトロチャイナのA株上場では、公募価格に対して191%上昇の48.6人民元で初値が付いたのですが、その後株価が低迷(28日で34%安の31.9元)。そのため、上場初日に買った投資家は含み損を抱え、市場マインドを冷え込ませた、とのことです(by 内藤証券)
一方B株が、ここ最近A株と違う動きを見せ始めています。おおよそA株と同じ動きで下げ続けていたのですが、11月30日以降3営業日連続の急騰。→上海B株のチャート
”どーしたB株?また、AB株統合の噂でも出たか?”と思いきや、こんな噂が出ているそうです(トランスリンクのメルマガより)
2日付の本土メディアによると、上海証券取引所は現在、香港市場に上場するH株やレッドチップ企業を対象に本土への上場誘致を推進する一方で、国際的な株式市場としての地位向上を目指すため、HSBC(0005)やコカ・コーラ、シーメンスなど、中国本土での事業展開に力を入れている多国籍企業の上場誘
致についても検討を進めているという。
これまでB株市場改革をめぐっては、A株市場との統合案などが改革案として浮上。ただ、人民元の自由化が実現しない段階での統合は難しいため、B株市場に外国株を取り扱う機能を持たせることで、株式流通量や出来高の拡大を図るのではないかとのうわさが足元で広が
っている。
AB株統合ではありませんでしたが、やはり”B株をどうするか?”という件絡みみたいです。AB株統合だと、AB価格差是正されるんじゃないかってことで、B株急騰するのは分かるんですが、この噂だと、なんでB株が急騰するのか、ちょっと分かりづらいですね・・・資金流入期待ってことなのかな?
でもB株って、コレがあるから辞められませんよねー。「もーB株は、いいかな。」って思うことが、たびたびあるんですが、たまにこういう材料が出ると騰がるので、やっぱり手放せない。まあ、どっちみち私のB株は、全部タダ株にしたので、ホールドしておきます。(^^)
●12月の見通し
香港市場:
■東洋証券→調整はほぼ終了?
12月のH株指数は15,800~19,800ptのレンジで推移すると予想。直通車については、長期的には香港市場への資金流入期待が支援材料になるかも。一方で、やはり本土の金融引締め政策の動向が懸念材料。
■岡三オンライン証券→調整局面の終了を想定、積極的なスタンスを。
外部環境か本土市場の落ち着きが確認されれば、底入れ反発に転じると予想。①人民元高、②中国の高度経済成長、③香港金利低下観測、④本土マネー流入観測を市場の押し上げ要因として挙げています。予測レンジとしては、H株指数15,400-18,000ptを想定。
本土市場:
■東洋証券→当面株価の調整局面は続きそう。
理由としては、①年内に金融引締め策の実施観測が広がる ②大型IPOが続くこと。③保険・投信会社などの国内機関投資家が年末に向けて利益確定に走る可能性をあげています。
②については、中国中鉄の大型IPOが3日に(ペトロチャイナを上回る資金凍結額)、香港上場の中海集装箱運輸が12日に上海A株に上場見通し。香港上場の中国中煤能源も年内に上場を目指しているとのことで需給悪化が懸念されるところ。
■内藤証券→調整には時間がかかる?
でも、政府高官などの発言によって急激に相場が反転する可能性も否定できない。
■岡三オンライン証券→反発は時間の問題
12月に底入れするかどうかについては明言していませんが、①過熱感や割高感が大幅に後退 ②08年から導入される法人税の引き下げ(33%→25%)も視野に入ってくる ③凍結されていた国内株式投信の募集も再開された などをあげています。
株価指数先物については、導入も近いと見ていて、その場合は「悪材料出尽くし」、さらにはヘッジ可能になることから、保有株式の売却をしなくてすむため、むしろ好材料になると考えているようです。
12月の香港市場については、どこも楽観的な感じですね。とはいえ、これまでのような”イケイケどんどん”ではなく、堅調に少しずつ上昇っていうイメージでしょうか。
本土市場については、”調整が長引く派”と”反転は時間の問題派”に分かれました。さて、今回はどっちがアタリとなるのでしょうか・・・・?
※市場の動きや予想については、東洋証券、岡三オンライン証券、内藤証券のマンスリーレポートを参考にしています。東洋証券、岡三オンライン証券のレポートは、口座開設すると見ることができますよ(口座開設は無料)。
今回のレポートで、これ以外に面白かったのは、東洋証券が「2008年に予定されているイロイロな制度改革について」まとめていた記事。岡三オンライン証券は、人民元高がさらに加速すると見込まれる理由および、中国の経済成長の高さが再評価されそうなことについて、さらに詳しく書いています。
→東洋証券へ資料請求 / 岡三オンライン証券へ資料請求
●11月の両プランのまとめ
※”なげやり的中国株対決!”で公開している中国株対決の投資経過のまとめです。→中国株対決とは?
わくわくプラン: 前月比-188,594円 (前月比-11.9%)
むきりょくプラン:前月比-53,087円 (前月比-10.9%)
前月からの下落率だけみると、意外と下げてないじゃん、って感じですが
これは、月末にかけて少し盛り返してきたからですね。
最高値からは、一時期20%近く下落してました。
あれだけ上がったので、このくらいの下げは覚悟していたのですが
過去の栄光を知っているだけに、やっぱりツライ・・・(^^;)
でも今回は、比較的落ち着いてて、けっこー他人事みたいな感じだったのは
中国株の長期トレンドは変わってないと信じていたことと
すでに含み益が、かなり出ていることからくる余裕でしょうか。
一方、問題なのはむきりょくプランですよ・・・・
このままでは、ふたたび元本割れへ転落しそう。
4年前から中国株やってて、含み損を抱えるなんて
かっこ悪すぎるぞ。頑張れ、むきりょくプラン!
(といっても、何もしないのだが・・・)
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