10月の香港市場は、
共産党大会以後は本土株の軟化とともに軟調になる
というアナリスト予想をものともせず、
ひと月を通してみれば堅調に上昇を続けた相場でした。
確かに共産党大会終了後に、金融引締め観測などで
急落したのですが、翌日には回復。
むしろ底堅さを見せ付けられた感じだったかも。
そして、10/30。
ついに終値で、H株指数は2万ポイントを突破してしまいました。
なんだかもう、ずいぶん遠くまで来ちゃったなーと感慨深いです。
でも、私の中での「10月の2大事件」といえばコレですよ。
・バフェット氏 ペトロチャイナを全て売却
・世紀陽光 07-09月期業績落ち込み予想を発表→株価大暴落!
順調な上昇相場とはウラハラに、私にとっては
ちょっとブルーなニュースが続きました・・・・
特に世紀陽光の暴落は、(゚Д゚)アラマー っていう感じ。
どうも我が家は小型株と相性が悪いのかもしれません。
バフェット氏のペトロ売却については、その理由についてイロイロと推測がなされてましたが、
(→関連記事)、政治的な理由ではなく、単に株価が行き過ぎたところまで来たから
というのが公式な発表となっています。
この2つの事件については、イロイロ書きたいことがあるのですが
それをココに入れると、記事が長くなるので、
また後日にUPしたいな、と思ってます。
(忘れたころに出てくる、速報性がない記事でスミマセン・・・)
追記: 11/28 世紀陽光について書きました。→記事を読む
それでは、東洋証券と岡三オンライン証券のマンスリーレポートをもとに
10月の市場の動きの大ざっぱなまとめと11月の見通しに行ってみましょう!
● 10月の市場の動き
香港市場:チャートはこちら。
H株指数は17,505Pでスタート。その後、上昇基調が続き、18日には一時で20,516Pまで上値を伸ばした。しかし、米国株大幅安と米国景気の後退観測、そして、共産党大会終了に伴う本土の追加引締め懸念が浮上。高値警戒感とあいまって、22日は18,600Pまで急落。しかし翌日には、ほぼ前日の下げを取り戻す上昇を見せ、その後も上昇基調が続き、30日には終値で2000Pを突破した。
ハンセン指数は、月初から31日終値までで、約12.7%の上昇、H株指数は14.7%の上昇となった。
この上昇基調の背景には、米国の利下げ、香港H株企業の本土A株重複上場や1-9月期決算の好調と通期決算の大幅増益予想などの好材料のほか、やはり香港市場への大量の資金流入期待が根強い。(具体的には、中国本土の個人投資家による香港株直接投資の解禁、政府系投資会社「中国投資有限責任
公司」(資本金2000億米ドル)による海外投資運用、およびQDII投資枠拡大への期待)
香港政府の曽行政長官が施政方針演説で、2008-2009年度に所得税率を現行16%から15%へ、法人税率を17.5%から16.5%へ引き下げる方針を発表したことも好材料視された。
本土A株市場:上海総合指数のチャートは、こちら。
本土市場のほうは、アナリストの予想どおり、後半は軟調気味な雰囲気になりましたね。
ちなみに、国慶節のお休みで、10月は8日がスタート。
利上げ実施観測で下げるも、第3四半期の企業業績が好調、QFIIの限度額を300億米ドルに年内に拡大する方針が示されたこと、共産党大会で「持続可能な安定発展を目指す方針」や「2020年の1人当たりGDPを2000年比の4倍にすること」を胡主席が表明したことなどで上昇。指数は、史上最高値(16日 6.429P)を更新した。
しかし、買い一巡後には、インフレ圧力が強まり、追加利上げの懸念が強まったこと、現地のメディアが株式市場バブル懸念を報じたことが不安材料となったこと、ペトロチャイナのA株IPOによる資金圧力や、キャピタルゲイン税導入の噂もあり、投資マインドが悪化。一時5,730P(26日)まで下落する局面もあった。その後、株式指数先物取引の導入準備に関する記事が好感され、月末は6,250Pで引けた。
うーん。。。なんだか、こう曖昧な材料にも、いちいち敏感に反応してる感じですね。以前のような、利上げをものともしない力強さはなくなってきているような気がします。さすがに中国本土の人たちも、「この上昇が、いつまで続くのかな?」「いつ、飛び降りたらいいのかな?」とビクビクしながら様子を伺っている雰囲気なんじゃないかと思うのですが、どうなのでしょうか?
● 11月の見通し
香港市場:
東洋証券では、10月の上昇基調を支えた材料が、ひき続き株価の支援材料になると見ており、H株指数は19,000-21,800Pのレンジを予測しています。その一方では、本土のCPI、固定資産投資、GDPなど11月中に発表が予定されるマクロ経済指標と本土引締め政策の動向が懸念材料として挙げられています。
岡三オンライン証券では、11月は自律調整局面入りする可能性が高いとしています。8月以降の急騰相場の反動だけでなく、中国当局が本土株・不動産市場に対し、厳しいバブル予防策を打ち出すとみられているから。本土市場の調整入りをきっかけに、AH格差の縮小を理由に香港市場の手仕舞い売りが膨らむ可能性もある、とのこと。
そんなわけで、岡三オンライン証券は、H株指数のレンジを18,000-21,500Pと予想。基本スタンスは、長中期の上昇トレンドは不変と考えるため、押し目買いを推奨。AH関連銘柄のほか、国策テーマに沿った小売・食品などの消費関連、交通インフラ関連、PERが相対的に低い電力・高速道路セクターなどを注目セクターとして挙げています。
本土市場:
東洋証券は、ペトロチャイナのA株上場(11/5)で一部の換金売りが予想される、10月末に業績見通し発表が集中したことから、個別銘柄への物色が強まるというコメントのみで、相場全体への見通しについては触れられてません。
岡三オンライン証券は、香港市場のところで出てきたように、あの手この手で株式市場の過熱を抑えようとしてくる見込みが高いことから、調整入りを予想しています。
※市場の動きや予想については、東洋証券、岡三オンライン証券のマンスリーレポートを参考にしています。東洋証券、岡三オンライン証券のレポートは、口座開設すると見ることができますよ(口座開設は無料)。 →東洋証券へ資料請求 / 岡三オンライン証券へ資料請求
● 10月の両プランのまとめ
※HOMEサイトで公開している中国株対決の投資経過のまとめです。→中国株対決とは?
わくわくプラン : 前月比+190,615円 (前月比+13.7%)
むきりょくプラン: 前月比+1.188円 (前月比+0.2%)
わくわくプランは、4倍達成!なところまで行ったのですが
その後、ちょっと下がってしまい、集計時には4倍にわずかに及ばず・・・うーん、惜しい!
それに引き換え、むきりょくプランは冴えません。
わくわくプランが快進撃を続けているというのに、前月からほぼ変らない状態。
大型優良株が主流のわくわくプランに比べると、むきりょくプランは小型株だからねえ・・・
しかも、業績も芳しくない。ひたすら耐えるのみ、のようです。
こうしてみると、今年前半は本土株の急騰ぶりが危なっかしかったのですが
後半は、むしろ香港株のほうが、上昇の角度が急すぎて危なっかしい感じがしますね。
● 10月のわくわくプランの売買&配当
10/10 中国石油天然気(ペトロチャイナ)から6,125円の配当
10/11 中国建設銀行から1,906円の配当
10/15 黄山旅行開発 2.76USDで100株を売却
黄山旅行開発は1/4だけ売って、残りはタダ株に。
これで心穏やかに過ごせます。
ペトロチャイナからは、思いのほか、たくさんの配当が入っててビックリ。
毎年きちんと配当が入ってきて、しかも増えてくるのは頼もしいですよね。
実質配当利回り(配当÷購入価格)で考えれば、けっこーな高利回り。素敵です。
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