業態変更で爆上げ銘柄 中国鉄路貨運(8089/HK) とは?
6月末の話になってしまいますが、亜州IR主催の企業IRセミナーへ行ってきました。
今回のIRは、中国鉄路貨運(8089/HK)。
聞き慣れない銘柄なので、実は当初、まったく興味がなかったのですが、
元の名前は「宝訊科技(プロアクティブ・テック)」。
なんと、ドラさんが一発当てた銘柄ではないですか!
業態転換で社名も変ったのでピンとこなかったのですね。
業態転換を機に、一気に株価急騰中。
急騰しすぎて、週足のチャートだと、
ゼロから始まったかのように見える妙なチャートになってます・・・
さて、セミナーで聞いてきた話の内容は・・・・
→セミナー配布資料(亜州IRより) (PDF)
う~む。
ひと言でいえば、”いまいち、よー分からん”というのがホントのところ。
(他のセミナー参加者の方も、そういう感想が多かった。)
なので、他のブロガーさんの記事を参考にさせてもらおうと思ったのですが、
やっぱり、みんな、よく分からなかったみたいです・・・・(^^;)
・中国鉄路貨運(8089/HK) IRセミナーに参加しました -アジア投資をめぐる旅
・8089鉄道屋の懇親会に飛び入り参加! -初心者ドラの香港資産運用記
3年後に100ドルって、ほんまかいな!
飲み会の席でのトークに、真剣にツッコむのも、ヤボだってのは分かってるんですが、
ぜひぜひ、その根拠を示して欲しかった。
いや、それは、もしかしてIRセミナーの中で語られていたものだったのだろーか・・・・ワカラン
以下、私がIRセミナーで聞いてきたことから、理解できたことだけを抽出してみます。
(間違ってる可能性もあるので、鵜呑みにはしないでくださいねー)
セミナーの様子。席が後ろのほうだったので、うまく撮れてなくてスミマセン。
● 鉄道輸送事業の将来性は有望!・・・らしい。
1.貨物輸送力の不足をなんとかせねば。
中国での貨物輸送の能力は、現状、とても不足しているらしいです。
貨物輸送で主に運ぶのは石炭なのですが、これは、発電のためのエネルギー源の8割が石炭だから。
年間30億トンの石炭が必要なのに、今は輸送力不足がネックになっていて、
その半分くらいしか国内供給できていないそう。(足りない分は輸入で補っている)
そうかあ。電力不足の原因が、こんなところにあったのか~
決して、石炭が掘れないわけじゃないんですね。
しかもですよ。ただでさえ、輸送能力が不足しまくっているというのに、
貨物車両が老朽化していて、2007年に7万台、2008、09年に13万500台の車両が引退。
なのに、2008年に購入される貨車は、4万1000台。 た、足りないよ~~っ
さらに、今後も輸送量の伸びが見込まれており、今後10年間で、年率6%に達するとのこと。
一体、どうするんでしょうか?
2.輸送料金は上昇が見込まれる?
まあ、こんなわけなので、輸送料金も上がることはあっても下がることはないだろうと、強気な見方。
輸送料金は、今は、政府によってコントロールされていて、世界的に見ても低いレベルに抑えられており
将来、自由化されたら、上昇するのではないかという予想を、同社はたてていました。
ちなみに、現在は、価格改定が2、3年に1回行われていて、前回の価格改定では
石炭1トンあたりの運賃は、0.905人民元/kmから0.95人民元/kmに引き上げられたそう。
ただ、こればっかりは、政府のコントロールをどこまでするかというサジ加減ひとつな気がするので
(自由化も含めて)、なんとも言えないところなんじゃないかな~と、私は思いましたが・・・どうでしょ?
それから、石炭需要についても、”将来、石炭以外のエネルギーへの転換が進むのではないか?”
”その場合、電力のエネルギー源としての需要が低下することもあるのでは?”
みたいな鋭い質問が、会場からでてたのですが、これについては、明確な回答は聞けず
なんとなく、「先のことは分からない」的な雰囲気がありました。
まあ、2、3年で、エネルギーの主役がガラッと変ることはないと思いますし、この会社の性格上、
10年も20年も先のことまで、予測する必要はないのかもしれません。
3.貨物輸送能力の不足を解消するのが、国家的課題
この会社の事業のうえで、いちばんのポイントが、ここでしょうか。
このような不足を解消するために、輸送力の増強を行うべく
「新路線の建設」「現有路線の近代化」「運転速度のUP」などを行っています。
話によると、現在は、旅客と貨物が同じ路線を走っているらしく、これを別路線にすることで
貨物の輸送量を数倍に引き上げることができるそうです。
が!
ここで問題になるのが、”お金”です。
「運転速度の引き上げ」はともかくとして、他の鉄道路線計画の実現には、
莫大な資金が必要なのは、言うまでもありません。
中国鉄道部が、銀行からの借入額を現在の5倍にしても、なお、
少なくとも年400億人民元の資金不足が見込まれているとか。
まあ、こんなわけで、
資金調達&マネジメント係として中国鉄路貨運(8089/HK)が活躍する余地があった、
ということのようです。
国家的な課題なのだから、政府がバンバン補助してあげればいいじゃん!
と私などは、乱暴なことを思ってしまいますが、そうもいかないんですかねえ・・・・(´~`ヾ)ヘンナノ
長くなってきたので、この会社の概要については、次の記事へ。
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(ただ、両者では、内容がけっこー違うので、一概には言えませんが。→詳しい比較はこちら。)
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投稿者 summersnow : 2007年07月07日 15:52
このページの上へコメント
さますのさん、ご紹介頂きましてありがとうございます^^
たけのこの里さん、ドラ自身に続き、さますのさんにも「怪しいぞ」ダメ押しを頂き、8089ホルダーとして誠に感謝です^^ 人気サイトのさますのさんにまで叩かれたら、一時的に大幅下落するでしょう。で、その時に仕込みます。そして急騰反撃! よいストーリーでしょ? さますのさんも一本いっときますか?(笑)
内容詳細ご解説ありがとうございます。大変勉強になります^^
投稿者 ドラ : 2007年07月08日 00:53
さますのさん、ドラさん、こんばんは。
ベトナムはたった3日でしたが、もっと勉強が必要かな、と考えてます。
まあ、勉強というと堅いのですが、自分の中国への理解度に比べると、まだまだ投資の根拠が弱いのかな(笑)
8089は、以前ドラさんが、念仏のように唱えてたのが印象的です。(そのイメージがまずくる)
投稿者 所長サン : 2007年07月08日 20:27
■ドラさん
怪しいなんて言ってませんよ~。「分からない」だけで・・・(笑)
叩いてるつもりはなかったんですけれど
ホルダーさんからすれば、複雑な気持ちですよね。ごめんなさい。
事業の内容はスジが通ってるし、中国政府とのつながりも強力そうなので
将来性は有望だと思います。
ただ、新規事業なので、実際思惑どおりに行くのかどうかなど
見通しがつきづらいので、みんな「分からない」と思ったのではないかと・・・。
株価も、手が出にくいところまで来てしまったので
私は参戦しませんが、そういうのに限って、どんどん騰がる。(^^;)
3年後に100HKDになってるといいですね♪
■所長サン
>自分の中国への理解度に比べると、まだまだ投資の根拠が弱いのかな
→私も、同じようなことは感じて帰ってきました。
現時点では、街中を見ても、「あ、これ○○だ~」というベトナム銘柄を
ほとんど見つけることができませんでしたからね。
(↑そこなのか・・・?:笑)
ビナフォーンの看板と、サコムバンク、ビナミルクくらいかなあ・・・分かったの。
中国株は、さすがに3年以上やってると、街中で、いくつも銘柄を見つけることが
できましたからね~~
レベルの低い話で申し訳ありませんが、所長サンが思ったことと
それなりに通じることがあるのではないかと・・・・(^^;)
投稿者 さますの : 2007年07月09日 20:04
さますのさん、こんばんは~。
ワールドインベスターやっと登録できました。
ありがとうございます。
私は8089のにわかホルダーだったんですが、皆さんのよく業態がわからんという声に売却してしまいました。
鉄の私にも亜州IRの記事を見てもどのように発展するのかイメージできませんでした。。
貨車が足りなくなるから8089にて調達し、その使用料にて商売する形態でしょうか。
まず日本にはない業種ですね。
日本ではJR貨物がJR等の路線を通行することによって、貨物線路使用料を収める仕組みがありますが、JR貨物の株主は国交省のためJRの線路使用料収入は微々たるもんです。
JR以外の路線鉄道会社がアボイダブルコストなどで値上げをしているところです。
貨車でどの位利益をあげることができるのがわかりませんが、公共料金同様、貨車使用料も中国鉄道省?が決めるのであまり利幅はないんじゃないのかな。
あくまで妄想ですよ。。
投稿者 フレッチャー : 2007年07月09日 23:18
■フレッチャーさん
有用情報ありがとうございます。
フレッチャーさんは、いま話題の鉄の方だったんですね。
さすがにお詳しい。参考になります。
>貨車が足りなくなるから8089にて調達し、その使用料にて商売する形態でしょうか。
→う~ん。そのへんも、よく分からないんですよね。
どのような形で、利益が還元されるのか・・・使用料しか収入源はないと思うのですが。
ちなみに、総収入の35%を、鉄道網の使用および運転コストとして
中国鉄道部に支払うと、説明資料には書いてありました。
投稿者 さますの : 2007年07月10日 21:40
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