QDIIのもたらすもの ~”なったらいいな”がどんどん現実に~
1週間以上前の話題なので、ブログで取り上げるには
ちと古くなった感は否めませんが、今後の中国株にとって
大きな意味を持つ話題なので、
やっぱりちゃんと書いておこうと思う、QDIIの話。
でも、その前に、私の個人的な話から。
今回、QDII一部緩和の発表で、中国株界が一瞬
キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!
となったとき、私は、なんつうか、こう感慨深いものを感じました。
あー、中国株って、「こうなったらいいな。」って思ってたことが
どんどんホントの話になっていくーって。
QDIIは、思いっきり大ざっぱにいっちゃえば、
”中国人が投資できなかった海外市場(含む香港市場)に、投資ができるようになる”
ということで、そうなると、
”中国から香港に、どっとお金が流れてくるから、香港株はあがるよ!”
みたいなことが、私が中国株を始めたころから、
”将来、中国株が上がるよ”みたいな理由のひとつとして、必ずあげられていました。
まあ、中国本土から香港にお金が流れてきたら、本土市場は下がる原因になると思うのですが
中国株を始めたころは、そんなことなんて気付きませんから、
”そんな複雑な仕組みがあるのか。早く、そんな日がこないかな♪”
と期待に胸を膨らませていました。
当時は、他にも、”人民元切り上げ” ”AB株統合””A株解放”など、
中国の金融制度や株式市場の”いびつさ”を是正する方向に力が働いたときに生じる
(と予想される)株価の上昇を期待する項目がありました。
だけど、そんな期待に胸を膨らませても、制度の歪みを是正する改革が
簡単に行われるはずもなく、”はー。ほんとに、こんなの起こるんかいな。”と
いつの間にか、かなり懐疑的に・・・・。
そうこうするうちに、人民元切り上げの噂が出ては株価があがり、消えてはまた下がるの繰り返し
”ま~た、ガセじゃないの。”と思っていたら狼少年だった。2005年7月の人民元切り上げ。
たった2%ちょいと、数値的には大したことがなかったものの
”蜃気楼”、”絵に描いた餅”、”机上の空論”と思いそうになっていたことが
実際に起こったことで、”おー!!”というインパクトはかなりありました。
その後、2006年初から、今度はAB株統合の噂が出るようになり、その噂のたびにB株は急騰
を繰り返してきましたが、そう簡単にはいかないという意見も多く
またしても”ほんとに起こるんかいな~”と、ちょっと懐疑的になってた私。
そんなところへ、飛び込んできたのがQDIIの緩和のニュースだったわけです。
ほんとのところ、AB統合に目を奪われていて、QDIIのほうは、とんと忘れかけていた私ですが
またしても、”ほんとに起こるのー?”と思っていたものが、突如として現実味を帯びてきました。
今回のQDIIの発表も、実際には、まだまだ制約も多く、
大きな影響力を持つほど、たくさんの資金が入ってくるわけではなさそうですが
発表後の、香港市場の一時的な急騰は、巷でも言われているように
”ほんとに起こるの?”と思っていたことが現実として現れてきたインパクトだったのだろうな、
ということが、私には実感として納得できます。
こうして振り返ってみると、中国株では、以前から”こうなったらいいな。”と言われていたことが、
年単位の時間はかかりましたが、どんどん実現してきているのですね。
あとは、かねてから噂の”AB株統合”ですが、それは現実には難しいから
”香港市場と統合されるんじゃないか”、とか
”国がB株を買い取るんじゃないか”とか、いろいろな説があります。
でも、この調子だと、案外、AB統合で決着したりして・・・・・・(^^ゞ
● QDIIのもたらすもの
QDIIについて、私の大ざっぱな説明では、さすがにあんまりなので、
よしぞうさんとhiroponさんが、上手にまとめてくださった記事を紹介いたします。
”QDIIとは、なんぞや?一体、どういう影響があるのか?”というところは、まずコチラを。
・QDII制度の一部緩和 -よしぞうの中国株奮闘記
・香港市場爆上!QDII制度の緩和について -中国株でいこう!
将来、香港市場に、中国マネーが、少しずつではありますが確実に
流入してくるのは間違いなさそう。
ならば、今の上昇相場がずっと続くことはなく、大なり小なりの調整はあるにしても
長期的に見た場合、香港株はホールド&買い増し。
懸念は、本土から海外(含む香港)へ資金が流れると、
A株ひいてはB株が低迷するのでは?ということ。
いま、A株の上昇具合は恐ろしいくらいですし
B株の国内個人投資家解放でバブった2001年の相場以後
延々と本土市場が低迷した悪夢を思うと、あの轍は踏みたくない。。。
個人的には、あのくらいの調整が来る可能性はあると思うのですが
中国政府は、相場が過熱しすぎて、バブル崩壊でおかしくなることだけは避けようと
かなり必死なのは、ここんとこの矢継早の重大発表から間違いなさそう。
そして、今回のQDIIは、オフ会で皆さんもおっしゃてましたが
中国本土市場をコントロールする手段を、中国政府が、またひとつ得たということで
当面は、重要な意味を持つことのようです。
これについては、下記の記事が分かりやすいので、まだお読みでない方はどうぞ。
・市場操作ツールとしてのQDII -いちカイにヤリ
人民元の変動幅拡大も、政府のコントロールの幅を広げるという意味合いもあるらしいので
これに、さらに金利の変動も絡めて、上がりすぎもせず下がりすぎもせず
うま~くコントロールしていってくれることを、期待せずにはいられません。
それにしても、QDIIの一部緩和を、本土市場の過熱対策としても使える状況で
登場させたという意味があったとは、中国政府って、やっぱりやり手だな~。┐(´―`;)┌
と妙なところで、すっかり感心してしまった、さますのでした。
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投稿者 summersnow : 2007年05月22日 23:29
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さますのさん、きっと実現しますよ!
やりて中国政府ですもの(^m^)
投稿者 麹町梅太郎 : 2007年05月25日 01:43
■麹町さん
そうですね~。中国政府のやり手ぶりには、ほんと感心します。
さすが、多くの国が栄枯盛衰を繰り返した国だけのことはありますよ。
投稿者 さますの : 2007年05月25日 21:00
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